濡れシビ オンライン

第2回

瀧サンったら、今月はお休みなんです。それをいいことに卓球サンとまりんサン、めちゃくちゃに言うちゃってちょっぴり瀧サンかわいそう。 来月は休まないでね。
卓球: 今月は瀧が倒れちゃって。3日め。オールナイト(ニッポン)も休んで。あいつがオールナイト休むっておおごとですよね。 あれだけかけてた番組を。

まりん: こないだ本人家で聞いてたら、ディープになったらしいし。

卓球: そうそう(笑)。オールナイトで“ピエール瀧のこんなとこがキライ”っていうのを電話とファックスで募集したら、けっこう見事にきたんだよな。 それで、おもしろい意見の奴とかとは直接話したりしてたんだけど、どんどんどんどん一般のみんなに言われてる間にちょっぴりディープになってきたらしくて。

まりん: 何か“嫌いな理由・魚くさい”とか書かれちゃって(笑)。

卓球: あと、“この前ライヴを観に行ったら、最前列で観ていたんですが、瀧さんの体臭がキツくて困りました”とか。

まりん: あと、重みがかかるっていうのもあったなー。

卓球: あ、そうだ、ひとつだけニューズメーカーに耳寄りな情報を。この前オールナイトで言うの忘れただけなんだけど。 瀧が童貞を捨てたのは、1986年の2月に静岡のパステルの風っていうホテルでだったという。18の時だろ、遅いよな。僕は14歳だけど。

まりん: それは早いよ。

卓球: でさ、瀧のことどう思う? この前も聞いたけど。

まりん: バカまじい。

卓球: どういう点が? じゃあ、いいとこ悪いとこを。

まりん: いいとこはねー、けっこう何か気ィ使ったりしてるでしょ。人の分かんないとこで。

卓球: あー、あいつ気使ってるよね。こまかいし。神経質っていうんじゃないけど、几帳面?

まりん: そう、几帳面かもしれない、わりと。で、悪いところはブタっぽい。

卓球: どういう点がブタっぽい?

まりん: いやー、まず体型が(笑)。

卓球: あとあいつ、すごい食うでしょ。最近何かダイエットとか言って、ファントマ(ファンキートマト)で弁当が出るんだけど「どうしようかな、弁当。 食おうかなーどうしようかなー」とか言ってるから、おまえダイエットするんだろ?って言ったら「うん、それはもちろんだけどね、 二つ食おうかな一個にしようかなー」だって(笑)。一個はもちろん食うけど二個食うかどうか迷ってるという。

まりん: あと、腹筋やるって言ってたの。それで「まりん、俺毎日腹筋やるからちゃんと声かけて」とか言ってて、一日目はやったんですよ。 で、二日目は俺がスタジオ入って打ち込みか何かで忙しかったんだけど、それでも一人でやってたらしくて。でも三日目以来ずっと見ないな。

卓球: そういえばさ、瀧の食う話でさ、前一回ラーメン屋に行ったことがあったんだよね。で、瀧必ず大盛りなんだよ、何でも。 で、大盛りがないって言われると「じゃあスープを付けて」とか絶対言うの。単品で頼むなんてことはあり得ないからさ。 それで、そこでも大盛り頼んで待ってたわけ。そしたら店の主人が、「すいません、大盛りの器出ちゃってるんで、これで」って、二つ出てきちゃって(笑)。 瀧困って見つめちゃってんの。「一個食ってるとのびる」とか言って。

まりん: こまかいな(笑)。だけど、ダイエットするとか言って、サイドアイテムもサラダとかにしてたりして、スタジオの出前とかでも。 だけど肉がサラダになったからって、そう変わんないような気がするんですけどね。

卓球: だってあいつ、84キロあるんだよ体重が。それに、これは声を大にして言いたいけど、あいつ身長180センチとか言って、ホントは179だって。

まりん: 179センチで84キロか。

卓球: 前にアンケートか何かに答えてた時、のぞいたら180って書いてあって「俺、これからサバ読んでいい?」だって(笑)。

まりん: そう言いつつ、この人だって169を170ってサバ読んでるから。

卓球: いや、読んでない。その読みはみじめ過ぎてしょうがない気がするんだよ。おまえはいくつ?

まりん: 164。

卓球: だろ? でも、おまえが家族で一番デカイんだろ? てことはたまに「良徳、あの棚の上のもの取ってくれ」って言われて取ったり。

まりん: 家具とか全体的に低いもん、俺ん家。

卓球: それが外に出るとチビスケとか言われてキックを浴びたりしてんだろ? たとえば、おまえん家にゴーバンズの光子さんが遊びに行ったらスゴイだろな。

まりん: 俺、胸くらいまでしかないんじゃないか?

卓球: 瀧とも15センチくらい違うんだもんな。それで瀧のキックを受けて。

まりん: やたらいじめられてる。電気GROOVEののび太ですよ。

卓球: 瀧がジャイアンで、

まりん: この人がスネオ(笑)。瀧の見てないところで俺を精神的にいじめる。

卓球: しかしあいつはマジで考えた方がいいよね、格好とか。

まりん: 職業何だかわかんないもん。

卓球: もともとはヒップ・ホップとかから発展してったんだけど、あいついつの間にか“ラフ”と“だらしない”を混合してねえ? ぜんぜん違うのにさ。

まりん: 身体デカイんだから、もっと大きいサイズのを着ればいいのに。

卓球: そ。あいつ何でか知らないけどピチピチのTシャツ着てないか(笑)? こないだどっかからTシャツもらった時XLだったんだけど、 あとで開けてみて「なんだこれ、XLじゃーん、デカクねえ?」だって(笑)。そのあと「おめーにはこれブカブカだろう?」なんて言って。 Tシャツはジャストのサイズで着るもんだと思ってんだよな。それが間違い。

まりん: こないだのパワステの時アンケートに「瀧さんの胸が揺れていました」なんて書かれてたし。

卓球: ボディコンだもんなぁ、あいつ。

まりん: 男ボディコン。あと、なぜか白いスウェットが好きなんだよ。それが家のホコリとか何かで汚れてんのが気になって気になって。

卓球: で、そのことをチェック入れると「いーんだよ、そんな服装なんかどーだって」とか言いながら、「やりてー!」とか言ってんだぜ(笑)。


“瀧改造論”はこのあとまだまだ続くのだった。いないと災難ですな。
ここで先月号のカセットの当選者発表。
●千葉県 岡田○○
●北海道 田中○○
●宮城県 斎藤○○
以上3名です。今月分のテープもモチロン差し上げます。希望の方はRRN内・『濡れてシビれて』係まで。毎月10日過ぎには締め切っております。



※R&R News Maker 1991年10月号 (No.37), Victor Entertainment. p? より転載

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