濡れシビ オンライン

第26回

今月はハガキ特集! 皆さんから送られてきた質問・リクエストに電気のメンバーがお答えします。 ところで卓球君は…どこ行っちゃったのかな?
まりん: 『濡れてシビれて』、第27回。

瀧: 27回? 長いねえ……。(と、言いながらニューズメーカー9月号を開く)おい、25回って書いてあるぞ。 今回、26回じゃねえか。

まりん: うはっ、間違えた。適当に言っちゃった、オレ(笑)。

瀧: しょうがねえなあもう。……ところで今月はまた真ん中の人がいなくて。

担当: どうしたんスか、卓球さんは?

まりん: 知らないね! よくいろんな人に「卓球知らない?」って聞かれるんだけど、何処にいるのか知らないの。マジで。

瀧: しょうがねえ、ハガキ読むかハガキ。おらっ、ハガキ出せ。ハガキだハガキ!

担当: そんな連呼しなくても……。

まりん: おおっ〜、来てますねえ。

瀧: うむ。じゃあ始めましょう、ハガキスペシャル〜!

まりん: ところでハガキのリクエストに答えるのって初めてだよね。さんざん募集してるわりには。

瀧: いいんだよ、気が向いたら読むんだから。 ……じゃあ最初はコレ。電気の皆さんこんにちは。話して欲しいテーマはユニコーンから流れてくるファン……。

まりん: それはもういいよ。いつまでもそんなこと言ってる人、僕は知りません。

瀧: あと、卓球さんの髪型が小室っぽいことについては……。うるせえなあもう。

まりん: いいじゃんねえ? 人がどんな髪型してようが。そんなこと言う人も僕もう知りません。

瀧: まあな……。おっ? 最後に何か書いてあるぞ。濡れシビはとっても面白い。 電気の皆さん、テープ下さい……。お答えしましょう! イヤです。

まりん: うむ。絶対、この子にあげないで下さいね。……じゃあ次。

瀧: 電気の皆さん。私が話して欲しいテーマは家族です。メンバーの皆さんの家族について話して下さい。 ……ほら、まりん! 家族についてだってよ。

まりん: オレんちは今、全員別々に暮らしてるからなあ……。

担当: 兄弟は?

まりん: 21と19の妹がいるんスけど、一人暮らししてる。

瀧: 21と19か……。足したら40だな。

まりん: 何で足すの?(笑)

瀧: いやとくに意味はないんだけど。 ところでオマエ、電気始めてから親戚なんかと会ったことある?  オレさあ、前に姉ちゃんの結婚式出たときがあって大変だったんだよ。 み〜んなから「正則君は芸能人をやってるんだって?」なんて言われて。それってやじゃねえ?

まりん: 確かにあるね。ほら、正月なんか北海道に帰ったりすんじゃないですか。 そんとき電気をやる前はほとんどの人に「良徳は何をやりたいんだかさっぱりで、部屋でズンドコズンドコ音は聞こえてくんだけどホントにもう……。 それに比べてオタクの娘さんは塾にもたくさん行ってるし……」ってな感じで言われまくったんだけど、今なんか全然違うもん。帰ったら拍手だよ?  「わーっ、凄ぉ〜い」だって。……その差って何?

瀧: でもさあ、俺、実家は静岡だけど親戚のほとんどが鹿児島にいるんだよ。 ほら、モグネグって東京の他、鹿児島地方でもやってんじゃん。まずいよなあ。 芸能人芸能人って騒がれてるわりにチンコ出してウキャキャーとか言ったりするのは。

まりん: うむ。

瀧: まあ出しちゃったもんは取り返しつかねえしな……じゃあ次。 電気の皆さんは以前、女性に対して文句を言ってましたが、それはおかしいと思います。 女性は女性だけしかできないことがありますし……。あれれ、オレそんなこと言ったっけ?

担当: 女はズルイ、って話をしたときじゃないですか?(93年6月号参照)

瀧: ああ、あれね。でもさあ、例えばセクハラ。セクハラの話をしよう。 会社の女に「今日の下着、何色?」って聞くとセクハラっていうだろ?  それは男なりのコミュニケーション、フレンドリーに接してる証拠なんだよ。それともう一つ。 ブスな女の下着の色なんか知りたくねえだろ? カワイイ、色っぽいからこそ聞きたくなるの。

担当: なるほど。じゃあ、その聞かれた子は“カワイイ”と認められたということで喜ぶべきであると。

瀧: その通り! あとお茶。女は「女子社員ばっかにお茶を入れさせて」とか言うだろ? それも違うの。 女が入れたお茶だからこそ飲みたいと思うの。違う?

まりん: 確かに。それはあるね。

瀧: だろ? だいたいハゲのオヤジが入れた茶飲むか? 飲まねえだろ。

担当: 電話も「女子社員ばっかに電話番させて」って言いますけど、実際、自分がかけた電話に女の人が出ると気分いいっスもんねえ。 あと印象もいいし。

瀧: そうそう。受付嬢にしたってそうだ。入口にいきなりハゲのオヤジが座っててみろ! ビックリするだろう。

まりん: そうだよなあ(笑)。

瀧: 大体、そのハゲオヤジの陰に隠れて「あのハゲオヤジ!」とか言ってるわけでしょ?  それも十分セクハラなのよ。……だ・か・ら、つまんないことでセクハラセクハラって言っちゃダメ。

まりん・担当: なるほど。(納得)

瀧: じゃあ、最後のハガキ。電気の皆さん、同じ邦楽のアーティストで好きな人・注目してる人を教えて下さい……。 ほら、まりん答えろよ。

まりん: とくにないなあ……YMOかな。

瀧: 出た! またYMO? オマエはホントにもう。他にねえのかよ、他に。

まりん: オレがパンタとか言っても信じねえだろ。……ところで瀧は?

瀧: う〜ん、難しいなあ……。

まりん: (ニューズメーカーを見て)あっ! オレこの人達好きだよ。アクセス。

瀧: あっそう……。オレはとくにいなさそうだから、今月のニューズメーカーのディスクレビューの中から選ぼう。 ええっと、GAO・山下久美子・ブーム……あったあった! COWCOW。コレは面白そうだわ。いいよね、COWCOW。

まりん: オレはこん中じゃあ……ないんだけど、絶対一つ挙げろっていわれたらチカ・ブーンかな。もういいや、何でも。

瀧: よしっ、決まり! 電気グルーヴ・瀧が今一番注目してるのはCOWCOW。 まりんが一番注目してるのはチカ・ブーンと。いいなこれで。

まりん: トホホ……。


というワケで、これからちょくちょくリクエストに答えますんで、電気に話して欲しいテーマを必ず書いて、ハガキで送って下さい。 抽選でテープ当たります。 先月の当選者 新潟県 浜埼○○ 神奈川県 吉田○○ 東京都 目白○○の3名様です。ほんじゃ、また来月!



※R&R News Maker 1993年10月号 (No.61), Victor Entertainment. p80 より転載

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