まりん・瀧：　うわはははははは！（笑）

担当：　うわはははは……あ、僕のこと？

卓球：　他に誰がいんのよ。アナタのことですよ、ア・ナ・タッ。

担当：　んー、確かにハゲたけど……。いいじゃないっスか、今日は違う話題にし ましょうね。じゃあ始めますよ？　濡れてシビれてっ！

まりん：　第……52回っ！　ハゲててゴメンねっ！（笑）

卓球：　はははは（笑）。新コーナー『ハゲててゴメンね』としては第1回目だな。

担当：　うるさいなあ！　僕のコーナーじゃないんだから。だいたい毎月会っとい て、なんですかいきなり。

卓球：　いやー、改めて見てね。ハゲたなあと。なんだかんだ言っても長いもんね、 道下さん。ウチらと会ってもう5年くらいでしょ？　最初に会ったときは「今度 編集部に入った道下です」なんつって若かったもんなー。今いくつ？　25だっけ。

担当：　そう。20歳で編集部に入ったからもうホント5年になりますね。

卓球：　ひとりの人間が老いてく姿を見れる連載だぜ？　やってて良かったな。

瀧：　ねえねえ、山本さん（コーヒーを持ってきてくれたキューンソニーの女性ス タッフ）、ハゲ嫌い？

山本さん：　いや……似合っていれば。

卓球：　でも基本的には嫌いでしょ？

山本さん：　ええ……まあ。

まりん・瀧・卓球：　うわはははは！（笑）

卓球：　あきらめた方がいいな、もう。

瀧：　オデコからきてるもんなー。

卓球：　きっと道下さんのこと、みんなウワサしてるぜ、もう。「あのー、誰だっけ ほら、ビクターの……ほらほら髪の薄い人」「ああ、道下さんね」って（笑）。

瀧：　確かに。瞳が茶色くてハゲてる人っていったら道下さんって いうふうになってるな、多分。

担当：　そうかー。ちょっぴりショック（笑）。じゃ あ皆さんはこれからハゲたらどうします？

石野：　どうかなあ……わかんない。

まりん：　とりあえず、その可能性は今んとこ全っ然ないからねっ！

担当：　でもハゲたら困る職種ですよね、皆さんの場合。

卓球：　んー。確かにオレたちみたいな人に見られ る仕事？　芸能人とかはヤバイと思うけど、ウチらはなあ？

瀧：　そのままで平気だろ（笑）、もしそうなったとしても。

卓球：　瀧なんか特にな。ウチらの中でハゲるとしたらまず瀧だろうし。

担当：　瀧さんは一見、薄そうだけど、なかなかハゲませんよね。

瀧：　そうだね。昔からこんな感じかな。

卓球：　でも髪立て系のバンドの連中なんかみんなフサフサだけどさ、あん中の何 人かはハゲてるヤツもいるだろう。

瀧：　いるだろうな。聞いたことないけど。

担当：　結構、負担かかってますもんね、髪に。毎日立てちゃって（笑）。

卓球：　タレントとかではいるよな、いつの間にかカツラつけてる人。

瀧：　カツラね。しばらく見ないうちに急にフサフサになってる人、いるもんな。

担当：　女の人は少ないですよね……なんでだろ？

卓球：　それはホルモンの問題だから。

担当：　ああそうか。

瀧：　あと、女で得してるのはファッション？　カツラつけるのって当たり前って いうか、そういう人いっぱいいんじゃん。

担当：　ああ。じゃあ男もファッションとしてもっと普及させればいいのに。あ、 でも知ってます？　マイケル・ジョーダンってスキンヘッドだけど、あれハゲだ したから剃っちゃったんですよ。

卓球：　あ、そうなの？

担当：　確かそうだったと思いますよ。違ったらゴメンなさい（笑）。ああすればい いのかな。剃れば。

まりん：　アンタがしたら怖そう（笑）。

担当：　ウチの竹内は、僕は所ジョージさんみたいな髪形？　横を極端に短くして、 オデコも出すのがいいんじゃないかって言ってましたけど。

瀧：　いいかもしんないけど、オレは日本人に似合うハゲの髪形ってないと思うぞ。

卓球：　やっぱりスダレだろスダレ。サラリーマンのオジさんみたいに。

担当：　スダレって、いわゆるバーコードって呼ばれてるヤツ？

卓球：　そうそう。少ない毛を強引に横分けにして。……でもあれってさあ、ほと んど意味ないと思わねえ？

キューンソニー金子：　いや、あれをやるとやんないじゃ5歳は違って見えるよ。

卓球：　おお、なんか金子さんが言うとリアリティあるな。

担当：　そうだそうだ！　金子さんだって人のこと言えないじゃないかー。

金子：　オレはいいんだよ。オレが25のときは、少なくとも今の君よりも多かった もん。君は絶対、オレよりもヒドくなるよ、間違いなく｡

卓球：　はははははは､やめなさい｡ハゲ同士で（笑）。話戻すけど、じゃああのス ダレはそういう（若く見せる）こともあってしてるんだ。

瀧：　どうなんだろうな。だって中にはほんのちょっと？　ヒントって感じの人も いるぜ。

卓球：　ヒントね（笑）。でも道下さんはよかったよ。完全にハゲる前に彼女作って おいて。……ちなみに彼女は君のアタマのことはなんて言ってんの｡

担当：　いや、それはもうかなり前から認知してくれてて。

卓球：　認知（笑）。よかったねー。金子さんなんて大変だよ。もう今なんか、絶対 この女を逃がしてたまるかって必死だもん。それで結婚を決意したんだよね。完 全にハゲる前に、って。

金子：　そうじゃないって。……あ、でも5％くらいは理由としてあるかも（笑）。

卓球：　まあいいじゃない。電気の『ケトルマン』の歌詞にもあるように“紙がな いときにメモにもなるじゃん”って感じでさ、そのうちなんかいいことあるよ、 きっと。

担当・金子：　ないっすよ（笑）､そんなこと。