卓球：　あー、それはね、嫌われてるんだよ（笑）。「ほら、あの子よあの子」ってうしろ指さされてるの。

篠原：　そうなのかなあ（笑）。でも私の学校の学園祭でライヴ演ったら、たくさん見に来てくれたよ。

卓球：　そりゃそうだろう。プロが素人の動員に負けてどうする（笑）。で、篠原はそのライヴなにを演ったの？

篠原：　バンドでジュディマリを演ったの。で、最初と最後に『チャイム』 （←ともえちゃんのデビュー・シングル。プロデュースは石野卓球！）をうたって。

瀧：　やっぱり学校でモテる？

篠原：　全然。だけどね、デビューしてから学校の先生の態度が変わったよ（笑）。

担当：　でも友達とかは増えたでしょ？

篠原：　全然。減りつつある（笑）。篠原、ホント友達いないんだよね。 だっていまだに学校でお弁当ひとりで食べてるもん。

卓球：　隠しながら？

篠原：　そうそう、隠しながら教室の隅っこで寿司を。

全員：　すしぃ!?（爆笑）

卓球：　しっぶ〜い。凄いな篠原（笑）。

篠原：　えーっ！　いいじゃない、お母さんが寿司を入れるんだもん（←ちなみにともえちゃんの実家はお寿司屋さん）。

瀧：　あー、でも篠原。それじゃあ嫌われるわ（笑）。パカッと弁当箱を開けたら上にぎりが入ってるんだろ？

篠原：　上にぎりじゃないよー。上だとすぐいたむから（笑）。普通のいくらとかおいなりさんとかのり巻きとか。 あとそこに紅生姜とおしぼりと割り箸があって、寿司包みにした状態で入ってるの。

卓球：　波平のおみやげって感じで？

篠原：　わりとそういう感じかな。

卓球：　それじゃあ友達はできないよ。テレビに出たあげく弁当は寿司だもん。

篠原：　なるほどねー。でもどうやったら友達できるかな？

卓球：　んー。それはね、オレたちも聞きたいくらい（笑）。

瀧：　できなかったら買えばいいんだよ友達くらい。買ってやろうか？

篠原：　売ってるの？　……売ってるワケないじゃん（笑）。

瀧：　いや、売ってる売ってる。ただ、何才くらいの人が届くかわからないけどね。

卓球：　場合によっては40歳のサラリーマンが届いたり。 「あ、どうも瀧さんの紹介で親友になれって言われて来たんですけど」って名刺を渡されてみたり。

瀧：　「着替えますんで」ってセーラー服に着替えちゃって「原宿行こう」だって。

卓球：　「あのー、申し訳ないんですけど来週ウチの法事と重なっちゃいまして休ませて頂きたいんですけど」と言われ。

篠原：　みんなウソばっかり（笑）。でも石野さん友達いないの？

卓球：　いないねえ……っていうより、電気グルーヴ自体が友達いないの。

篠原：　敵を作りやすいんだ。

卓球：　んー、昔は敵もいたんだけど、今は敵すりゃいないから（笑）。

篠原：　かわいそうだね。友達欲しいんだ。

卓球：　そりゃあ欲しいよ。……あ、でも関係ないけどこの前、篠原のお母さんにタマゴと椎茸頂いたんだけど、 ありがとうって伝えておいて。ホントは自分で電話してお礼を言おうとしたんだけど……

篠原：　やめてっ！

卓球：　だろ？（笑）　小室のテレビの一件があるからやめといたの、電話するの。 だって篠原、オレがレコーディング中にチンチン見せるって小室のテレビでウソ言うんだもん。

篠原：　ウソじゃないじゃん（笑）。

卓球：　あのテレビ見て、お母さんなんか言ってた？

篠原：　言ってたよー。「石野さんってそういう人なのね」って。ちょっと怒ってたかもしれない。

卓球：　うわっ、ヤバー（笑）。

篠原：　でも関係ないけど石野さんちって面白いよね、CDがたくさんあるの。

卓球：　ボガンボスのな。

篠原：　好きなんだ（笑）。でも要らないCDもあの中にはあるんでしょ。そういうのはどうするの？　捨てちゃうの？

卓球：　めったに捨てないけどね。

篠原：　あ、でもその石野さんの部屋のCDの棚に自分の作ったCDコーナーっていうのがあって、 その中に篠原の『チャイム』が入ってて凄く嬉しかった。

卓球：　中はボガンボスだけどね。

篠原：　そうなの？　ホントに好きなんだ。

卓球：　今度は瀧んち行ってみな。

篠原：　なんで？　汚れてるの？

全員：　ギャハハハハハハ！（爆笑）

担当：　凄い先入観（笑）。

卓球：　ああ、やっぱ瀧んちは汚そう？

篠原：　うん、汚そう。

瀧：　どういうふうに汚さそうだと思う？

篠原：　うんとね、足の踏み場がなさそうで、タマゴとか落ちてそう。

全員：　ギャハハハハハハ！（爆笑）

卓球：　瀧が自分で踏んだヤツがな（笑）。温めることを忘れて。

篠原：　実際は違うの？　わりとキレイなんだ（笑）。

卓球：　いや、瀧はホントは結構キレイ好きで、部屋もちゃんとしてるよ。

篠原：　まりんさんの部屋は？　なんにも物がなさそうだけど。

まりん：　うん、そうかもしれない（笑）。

卓球：　でもコイツんちはなんにもないけど、意外におもちゃはいっぱいあってさ。 篠原知ってる？　ゲームの基盤って。ゲームセンターのゲームが家でできる、ひとつ10万円くらいするようなヤツ。

篠原：　へー、知らない。なんか怖いね。

卓球：　あとはパンチラ写真がいっぱいファイルしてあるアルバムも。

篠原：　えーっ！　……でもありそう。アイドルとか好きそうだよね。

卓球：　好きだよー。特に千葉麗子が。でも篠原も一応アイドル……だろ？（笑）　アイドル系の雑誌とか出てないの？

篠原：　あんまり。近代映画とかには載ったことあるけど。

卓球：　まあ、アイドルはズリネタにされてナンボだからな。

篠原：　えー、ヤダヤダ。絶っ対ヤダ！

卓球：　あっそう。でもまりんはもう篠原のことズリネタにしてるよ？

篠原：　そうなの？　やめてよー（笑）。

卓球：　まりんは実は篠原が帰ったあとの学校に忍び込んで、たて笛をナメたりしてるんだよ。

篠原：　うそでしょ（笑）。でも気持ち悪いー。……石野さんって昔、そういうことしてたの？

卓球：　オレ？　オレはそういうことはしたことないよ。（と、ここでマネージャーの土井さんが登場） 　あ、でもちょうどいいところにその得意分野の人が（笑）。

篠原：　土井さんってそうなの？

土井：　ふえナメはないけど、それに近いことはありますね（キッパリ）。

全員：　ギャハハハハハハ！（爆笑）

篠原：　それに近いことってなあにー!?

卓球：　ふえを肛門に入れてみたり（笑）。しかも屁でピッと鳴らしてみたり。

瀧：　スタッカートって感じで。

卓球：　タンギングって感じでな（笑）。

篠原：　ヤダー。みんな気持ち悪いー！